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9件の議事録が該当しました。

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1976-03-04 第77回国会 衆議院 予算委員会 第23号

ただ問題は、肝血管肉腫というような職業がんという大変な重篤な疾病の場合には、本人に知らせるということは非常にショックを与える、あるいはそのことが外に漏れるというような場合に家族その他にも非常に問題があるということで、これはよく本人及びその関係者だけでなく、労働組合なんかからもその辺の扱いは役所の方も慎重にしてほしいというような話が来る場合もあるくらいでございまして、私どもとしてもその辺の扱いは非常に

藤繩正勝

1976-03-04 第77回国会 衆議院 予算委員会 第23号

藤繩政府委員 塩化ビニールの問題につきましては、四十九年に肝血管肉腫の問題が出まして、それ以来特別の健康診断実施等を指導してまいっておりますし、政省令を改正しまして対応いたしておりますが、特に昨年の秋にこの問題が非常に注目されましたので、関係会社二十七社四十二工場でございますが、これらにつきまして健康診断を要請をいたしまして、昨年の十一月十八日現在でまとまっております結果を申し上げます。  

藤繩正勝

1975-12-16 第76回国会 衆議院 決算委員会 第7号

承知のように、塩化ビニールによる健康障害といたしましては、肝の血管肉腫とかあるいは門脈圧高進症、それから指端骨溶解症等が一応考えられているわけでございますけれども、これらの障害塩ビとの関連につきましては、医学的にも必ずしもまだ明確にされていない点がございますし、また、これ以外の障害についてもあるいは何らか存在するかもしれないということも考えられます。

中西正雄

1975-12-16 第76回国会 衆議院 決算委員会 第7号

なお退職者等につきましては、現在追跡調査中でございますので、その中からは、あるいは塩ビによる死亡者として申請が今後あるかとも思われますが、これらの点につきましては、労働省としましては塩ビモノマーによる肝血管肉腫等の疾病につきましては確定診断が非常にむずかしいというような点もございますので、塩ビによると疑われるような疾病については積極的に申請するようにということを業界に対して強く要請いたしますとともに

中西正雄

1975-12-10 第76回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号

さらに、それがイタリーのマルトニ教授大量連続一年間吸入させた実験でございますが、肝臓血管肉腫が高濃度投与群に見られたというようなこともございまして、ことしの九月三日に、こういった硬質の塩ビ製樹脂容器は、食品容器に使う場合には成分に溶出してこないような規制をする、こういう提案をいたしまして、十一月三日まで延期をしておったわけです。

宮沢香

1975-12-09 第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号

次いで、昨年一月にアメリカで肝血管肉腫障害者が出ましたことで、世界的に問題視されたわけでございますが、各国におきまして検討が加えられまして、現在、作業環境許容濃度は次のように定めております。英国では二五ppm、天井値を五〇ppmとしております。それから西ドイツでは五ppm、これは年間平均を五ppmということでして、一時間平均を一五ppm以下ということに定めております。

中西正雄

1975-12-09 第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号

一九七四年二月に、イタリアのマルトー二教授塩化ビニール発がん性研究予備的報告を行っているが、それによると、ラットに五〇から一万ppmの数段階の濃度塩化ビニールを一日四時間、週五回、十二ヵ月、吸入せしめたところ、約二十六ヵ月後における観察では、五〇ppm群では、がん発生はなかったけれども、二五〇ppm以上では、肝の血管肉腫が量と相関して認められ、また皮膚及び腎の悪性腫瘍が認められた、こういうふうな

林義郎

1975-11-19 第76回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号

そのほかに死亡者労災申請している者が六名ございますが、これは肝血管肉腫あるいは門脈圧高進症等でございますが、六名の方が労災申請しておりまして、現在業務上、外につきまして専門家会議等によって検討中でございます。それから療養中の方は、労災申請されましたのが四名でございまして、そのうち三名はすでに業務疾病として認定をいたしております。また、退職者につきましては、現在追跡中でございます。  

中西正雄

1975-11-11 第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号

三井東圧株式会社名古屋工業所に対しましては、本年四月に臨検監督を行っておりますが、さらに今般塩ビモノマーによる肝血管肉腫、門脈圧高進症等職業性疾病発生を見ましたので、従事労働者の不安を取り除くということも非常に重要な問題でございます。そういう趣旨もあわせまして、今回、十一月六日に同工業所に対しまして監督実施いたしました。  その結果、同工業所におきまして幾つかの指摘事項がございます。

中西正雄

1975-11-11 第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号

特に退職者等把握につきましては、この問題が発生しました当時に、業界に対しまして指示をしたところでございますが、さらに、去る十月の二十四日に塩ビモノマーによりまして肝血管肉腫発生したという、わが国でも初めての例症が出ましたので、それを機会に業界責任者労働省へ呼びまして、特に退職者把握追跡調査指示をいたしまして、それらについて各地方労働基準局を通じて本省に報告するように、現在、追跡調査実施

中西正雄

1975-11-11 第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号

どもが、発がん性について、その安全性に問題があるといたしました基本となった実験データは、イタリアのマルトーニという方が実験したもので、これは塩ビモノマーという沸点マイナス十三度くらいのガスでございますが、五〇ppmから一万PPmという非常に幅広い濃度で、十二カ月間ネズミに吸い続けさせまして、そして二十六カ月後に肝臓血管肉腫が出た、こういうデータでございまして、五〇ppmでは出ておりません。

宮沢香

1975-11-11 第76回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号

藤繩政府委員 坂部さんがアメリカで発表しましたのは、御承知のように去年の一月に肝血管肉腫が出てすぐにそこに派遣した、そこで学会があるので、非常にこちらとしてもあわてまして、何か日本でも報告してくれということでございますので、そこで先ほどやりました四十六、七年からのデータをとりあえずまとめて坂部さんが発表したというような経緯でございますが、その後、四十七年の十一月に産業衛生学会東海地方会におきまして

藤繩正勝

1975-11-05 第76回国会 参議院 予算委員会 第6号

しかし、何せ先ほども申し上げましたように、肝血管肉腫というものが世界的に確定いたしましたのがここ近々一年のことであります。労働省といたしましては、去年の一月にその問題がアメリカ発生しまして、すぐに専門家アメリカに派遣して、その後の応急の措置、あるいは労災につきましても先ほど申し上げたようなできるだけの努力を重ねておるわけでございます。

藤繩正勝

1975-11-05 第76回国会 参議院 予算委員会 第6号

政府委員藤繩正勝君) 塩ビ関係で現在までに明確に指端骨溶解症、あるいは最近問題になっております肝血管肉腫関係のあると言われております門脈圧高進症、こういう形での労災認定は、済みましたものがいま御指摘のとおり三名でございます。ただ、その後労災申請が出てまいっておりまして、現在、三井東圧名古屋工業所からなお死亡者二名を含む三名が申請手続をしております。

藤繩正勝

1975-11-05 第76回国会 参議院 予算委員会 第6号

いま御指摘塩ビによる肝血管肉腫患者が初めて世界で発見されましたのは、昨年の一月アメリカにおいてであります。そこで三名出ました。それから国際的に非常に重要な問題になりましたた。その後、現在までに各国で三十八名の該当者が出ておるというふうに伺っております。最近日本でもその疑いがきわめて濃いと思われる患者が、三井東圧からその症例が出たわけでございます。

藤繩正勝

1975-09-10 第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号

ところが四十九年の一月、昨年でございますが、アメリカで非常に珍しい肝血管肉腫というのが発見されまして、これは先ほどもお答えいたしましたが、クロムの肺がんなどと違いまして、こういう物質でなければ人間には発生しないがんであるということが突きとめられたわけでございます。そういう意味で、この塩化ビニールモノマーというものは非常に問題の物質だということでございます。

藤繩正勝

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